2012年10月 8日 (月)

パンとビールで糠漬けを作っていたのを急に思い出した!

友人が北海道からお米と一緒に、米糠が送られてきたので何に使おうかしら?と言っているのに返信していて、ふとパリでの事を思い出しました。

もちろんフランスで米糠なんて入手できませんが、長く暮らせば暮らすほどに日本特有の食べ物が食べたくなります。しかしながら特別日本的かつフランス人には受け入れられていない物は、入手できないか目の玉が飛び出るほどに高価です。

だから、長くパリに暮らす友人たちの間で、しきりになんちゃって和食のレシピが飛び交います。

糠漬けもそのひとつ。
ビールと食パンで、糠漬けを作っていました。

なかなか美味しかったのを覚えています。

とある友人は納豆も作りたくて、いろんな人に聞きまくっていました。
私が多少の知識と想像で答えると、『試す!』と言って目を輝かせていました。
それほど納豆が好きなのに、フランス人と結婚してしまうとは!しかもパリならまだしも、彼女は南の方の小さな街に越していきました。

大阪出身の人は、かなり工夫&苦労して、お好み焼きのソースを作っていました。

私が居たのは、もう20年も前の話ですから、今はきっともっと買い物も便利で、ネットがありますから情報もたくさん共有出来ているのでしょうね。
羨ましいなぁ…

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2012年4月20日 (金)

アルジェリア話。最終回?

タマンラセットから帰る途中で立ち寄った、とても戒律の厳しい砂漠の真ん中の小さな街。何て街だったかしら。
この街の名前も思い出せません。
タマンラセットのホテルでガイドブックを見ていて、急に行きたくなって訪れた街です。
ガイドブックには敬虔なイスラム教徒の集まる、総本山的な街だと説明があった様に記憶しています。

本当に美しい街でした。

女性は片目が三角に見えている他は、すっかり隠れていて、教科書に出てくるアラブ女性そのままでした。

そして、泊まったホテルがまた素敵でした。大まかには土で出来ていて、ロビーの窓にはガラスが無く、床はしなやかな絨毯が敷き詰められていて。
ガラスの無いフレームの様に四角い穴だけの窓から見えた空が忘れられません。

砂嵐で飛行機が飛ばないなんて、想像したこともなかった。
“雨”じゃなくて“砂”が降る街。

もう1泊する羽目になり、パリに戻る飛行機に乗れるか心配になりました。
意外と神経質な私は、1日予備日を設けていたので、1日だけならセーフ。
砂嵐が2日おさまらなければ、かなりの面倒事が始まってしまう。
到着した日に始まっていたクーデターのせいで、国外へ出るのが結構大変になっていた様子だったのです。

空港でのアナウンス等をフランス語に通訳してくれた、同じ飛行機に乗る予定だった現地女性に、焦りながら色々とアドバイスを貰いました。
しかし、そのアドバイスも、半分は以下の様なやりとりで、ボー然としました。今となっては笑えますが。

私『え飛行機飛ばないの?』
現地女性『インシャラー』
私『…砂嵐?いつもは夜まで続く?』
現地女性『インシャラー』
私『…明日まで続く事って良くある?明日は帰れるのかなぁ…』
現地女性『インシャラー』
私『今夜のホテルはどうしよう…』
現地女性『インシャラー』
私『イ、インシャラー?』
現地女性『インシャラー』

最後には現地女性も笑いながらの『インシャラー』でしたが…

その時に胸に刻み込まれるように使い方を覚えた言葉が『インシャラー』。
フランス語に訳して説明して貰ってびっくりするやら、それまでの旅での事が腑に落ちるやら。
『すべてはアッラー(神)の采配』要するに『神のみぞ知る』ってヤツです。

さすがに、いくら私でも、ここまで言われれば諦めました。
アッラーに勝てる人は居ないのです。
“アッラーの国の人だもの”ってね。

総じて女性は美人で素敵な人が多かったです。
街中ではすごく控え目というか前に出てこない感じですが、女性だけ(または家族だけ)になると、意外な程に明るくて派手な感じです。ちゃんとキャピキャピしてたりしてびっくりします。
そして、かなり皆さんセクシーです。

男性は…ま、色々…
私たちが女性2人連れなので、いわゆる男性が女性に対する態度を見る場面がほとんどなので、『何考えてんだよっ』って事が多いのでした。
おじさんやおじいさん達は、ものすごく親切でした。
基本的には、子供連れ、女性、外国人(多分=旅人だと思う。)は、特別に扱っていた様です。
どこの国でも、外に長時間居る事が命に関わる場所では、旅人にとても親切にしますよね。
砂漠の民は、ずっとずっと昔から、旅人を手厚くもてなしてきたのでしょうね。

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2012年4月19日 (木)

アルジェリア。首都『アルジェ』

アルジェはあまり好きになれませんでした。
湿度が高いからかもしれません。その高い湿度のせいかと思いますが、泊まった安ホテルでゴキ○○に恐ろしい目にあわされました。

市場は面白かった!それはもう映画みたいにすごいエネルギーが溢れています。
サボテンの実がフルーツとして売られているのを初めて見ました。薄ら甘いパンチのない果物。
高級フルーツ王国ニッポンから来た民族には、物足りない味ですが、素朴さで勝負かな。

活気溢れる市場に引き替え、スーパーマーケットはガランと広い割に、品数はほぼ3つといった感じ。

スリに、安価なるもかなり大切な度入りのサングラスを盗まれ、ますますアルジェ滞在が嫌になりました。
だからではありませんが、ちょっと遠足?へ。
何といったか、海辺の街。

アルジェから電車に乗って、子供時代をアルジェリアで過ごした妹の友人にお薦めされた海岸の方へ足を延ばしました。

更にそこから、やはりオススメの遺跡を見に行きました。
そこはすごく素敵でした。
ちょっと森みたいなジャングルみたいな、そんな場所もあって。
まったくの異空間でした。

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2012年4月18日 (水)

最近よく思い出す場所。砂漠の真ん中の空港。タマンラセット。

最近何故か時折ふと、アルジェリアのサハラ砂漠の端にあるタマンラセットという街の空港を思い出します。
薄い透き通った青い空。乾いた空気と砂っぽい感じ。ひんやりした床。
別の街へ移動する為の飛行機を待つ間、他に誰も居ないガランとした空港で、妹と二人で空の見える窓の横に座って居る風景です。

もっと思い出深い場所なんて、幾つもあるのに。

タマンラセットは素晴らしい街でした。
昔から豊かなオアシスだった事が良く分かります。
車はそんなにたくさんは走っていませんでした。走っているのは4WDばかり。“トヨタ”と呼ばれていました。
日本産のTOYOTAは、壊れにくく修理も簡単だとダントツの人気でした。

ラクダはまるで原付のような扱いで、普通に移動手段として使われています。
歩く人もとても多く、陽が陰る頃になると、ワラワラと歩く人やラクダに乗った人がどこからともなく出てきます。
街灯も無いのに、彼らには見えるのだそうです。

街の周りには、サハラ砂漠の民ベルベル族(いや、トゥアレグ族だったかな?)の集落があります。
お土産にアクセサリーを幾つか買いましたが、街中のお店とは違ってただの四角いひと部屋だけの、土のままの家に、布を敷いて、直接アクセサリーが並べてありました。
きっと自宅なのでしょうね。

山羊市場も壮観でした。
広い広いスペースが柵で囲ってあり、人の数より多い褐色の山羊たちが放されていました。
あちこちで商談をしています。

私たちがアルジェリアへ入って直ぐに、首相(だと聞いた)が暗殺され、情勢が不安定になっていたらしく、その時タマンラセットの街に居た外国人は私たち二人を含めても4人だけでした。
タマンラセットから24時間、4WDと運転手をチャーターしてしか行けない、山の上にフランス人宣教師が人力で建てた、『フーコー教会』へ行くために、街に居た私と妹と、ベルギー人の男性、ドイツ人の男性と4人(要するに街に居た外国人全員)集まって、ようやく車を借りました。
その運転手のおじさん(あだ名で“お母さん”と呼んでた)が、道すがらあちこち寄り道してくれたのがベルベル族(トゥアレグ族?)の集落や山羊市場、砂漠の中の水汲み場などなど。

昔から伝わる、水を腐らせないで持ち歩く方法を見せてくれたり(生水である事をすっかり忘れ、腐ってないからと飲んだ私は激しくお腹を壊しました)、途中で摘んだ、まさに“道草”遊牧民のハーブでお茶を煎れてくれ、奥さんが持たせてくれたというやたらと美味しい、フランスパンを使ったピザの様なお弁当を分けてくれました。

ベルギー人の若者(あだ名は“お父さん”。年下なのに!)は、山羊市場で買った砂漠の甘いメロンを、手持ちのナイフで超格好よく切り分けてくれました。

山の頂上まで、崖を登った所に建つ『フーコー教会』から見る夕陽は、それは素晴らしいものでした。
そこら辺に、野山羊がウロウロしていて少しびっくりしたけれど。
生水飲んでお腹を壊していたけれど。

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2011年9月27日 (火)

レモンの樹への思い

突然、オリーブの樹を植えたくなってしまいました。

私はかなり虫が苦手。
オリーブって、虫が付きやすいのかなぁ…
栄養満点だから、虫もわらわら寄ってきそうな気がします。

調べてみました。
オリーブは虫の付きにくい樹だという事なのですが、それにしては多種の虫が付く様子。
5分で断念しました。

短い夢でした。

そしてもうひとつ。
南フランスの友人の家に滞在していて、ヴィルフロンシュ・シュル・メール(Villefranche-sur-Mer)という港町を訪ねた時通りすがりのお家の庭に植えてあったレモンの樹を見て、その情景に感動して『いつか庭にレモンの樹を植えたい!』と強く思う様な体験がありました。

このヴィルフロンシュ・シュル・メールという街は、ジャン・コクトーが手懸けたとても小さくてとても素敵な礼拝堂で有名な街です。
ホントに素敵な港町なんです。
ベビーブルーの空に碧い海、石で作られた街。眩しい石積みの塀をはるかに越える大きさに伸び茂ったレモンの樹に、嘘の様な、大きくて文字通りレモンイエローの実が、信じられないくらいたくさん、たくさん実っていました。

南フランスの強い日ざしの下で、ピカピカに輝いていました。

いつか、海のそばに住める日が来たら、きっとレモンの樹を植えたいな。

…レモンの樹は虫が付くのだろうか…

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2011年2月28日 (月)

『nutella』

先日、大岡山にある大好きなドイツパン屋さんで、懐かしい物を見つけました。

『nutella』

『nutella』。
ヨーロッパで本当によく食べられています。
ヘーゼルナッツとチョコレートを使ったチョコレートスプレッドです。

子供たちはもちろん大好きなのですが、大人も結構好きな様です。
きっと子供の頃からの幸せ味なのでしょうね。

もしこの世からnutellaが無くなったら暴動が起きるんじゃあないかと思うほど(^-^)

日本で輸入販売されている物は、写真のタイプの容器で大小2種類を見かけますが、フランスでは普通の形のシンプルなガラスのコップに、ぴったりした樹脂の蓋が付いているタイプのものがあります。
これはすごいと思いました。
マスタードなどでも、同じコップを容器として使用していたりして、空瓶がそのままシンプルなコップとして使えるのです。

学生の友人の家へ行くと、使っているのを良く見ました。
シンプルだし全然カッコ悪くないのはさすが!だと思いました。

ちなみに、そのコップが割れちゃった後のハナシですが、ガラス類のゴミの分別がなかなか印象的でした。
パリだけなのかフランス全土なのかは分かりませんが、近くの広場等に、大きな…とても大きな緑色のタンクがあって、いつでも好きな時にそこへ放り込みます。
時折、巨大な収拾トラックがやってきて、クレーンで持ち上げて中のガラスだけを回収するのですが、その時のガラスが落とされるものすごい音が、結構小気味良くて好きでした。
記憶に残る音です。

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2011年2月20日 (日)

お気に入り

南フランスの山の上の方にマチスがデザインした教会があります。結構有名なのでご存じの方も多いと思いますが、なにせ山道を随分行った山の上。宿泊施設の多いニースなどの大きな街から行くのは、なかなか大変です。

かなり昔になりますが、当時ニースに住んでいた友人とこの教会を見に行った帰りに、途中ポツリとあるなんともかわいらしい小さな街に、食事の為だったか、ただなんとなくか立ち寄った事があります。
バス通りに面した広場で、おじさん達が日暮れまでずーっとペタンクをやっていました。
のんびりした街です。

その街で、いまだに気に入って飾っている、雑な様で繊細な様な魚の置物に出会いました。

見かけとかけ離れた驚きのお高い値段が付いていましたが、目が離せなくなって買ってしまいました。

一緒に居た友人は、本気で買うのかとビックリしつつ、私らしい買い物だと大笑いしていました。

未だにどうしてあんなに高い値段が付けられたのかは理解できませんが、やっぱり好きです。

パールを育む貝殻の様に七色に光る石と、何らかの金属で作られているのですが、この金属部分がぐにゃぐにゃした柔らかい物なので、既に購入した時とは形が変わっています

この写真を撮るのに、またうっかり落としてしまって、またしても形が変わりました。

お気に入り

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2010年12月14日 (火)

エジプトの豆

いつの事かは知りませんが、エジプトの遺跡(=ピラミッドでしょうね)から豆が見つかったらしいのです。

豆というのは、とても強いらしく、これだけの時間を経ても尚、ちゃんと発芽して子孫を増やしたのです。
どこかの学者が、これを増やして沢山の人に広めたと聞いています。

私は友人がパリでやはり友人に貰って、自身で増やしたものを頂きました。
私からも何人かに渡って行きました。

エジプトの豆 エジプトの豆

現在手元にあるのは写真の量で全部なので、種豆として残して置かなくてはならないから、食べることは出来ません。でもこのエジプトの豆、少し紫がかっているのですが、ご飯に炊き込むとご飯もきれいな紫になるのだそうです。
見たい!食べたい!ですねー。
いつか増やして豆ご飯にして食べたいと思います。
出来れば誰かに託して、増やしてほしいのが希望ですが

夢と妄想にあふれた素敵豆です。

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2010年11月21日 (日)

パリジェンヌ

パリジェンヌ

ギリシャの遺蹟からの出土品です。(もちろんレプリカ土産品)
そのレリーフの女性の美しさに“パリジェンヌ”と名付けられたのだそうです。
どこの国でも、パリジェンヌは美人の象徴であり、憧れていたのですね。

ギリシャでは、本当にたくさん美しい遺蹟・出土品を見ました。現代の目線で見ても、レベルの高い美意識にびっくりです。
アクセサリーなどの細工も素晴らしく繊細で、それは素敵な物でした。

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2007年3月 9日 (金)

フランスのカフェ

フランスのカフェで、色々な見なれない飲み物を試すのも面白いです。
レモネードはほぼサイダー、シトロンプレッセはいわゆるレモネードで生のレモンの絞り汁とお砂糖と水で好きな味に割って、パナシェ(ビール+レモネード)、ヴァン・ショー(ホットワイン)、マンタロー(ミントシロップ+水)、ディアボロ・マント(ミントシロップ+レモネード)etc ... 。
パリでは、エスプレッソにほんの少しミルクを落とした物をノワゼットと言ってました。
これは色から来ている通称です。ノワゼット=はしばみの実で、この実が淡褐色をしてるので。
良く見た光景で少しビックリしたのは、朝食にカフェオレを飲む所までは普通なのですが、フランスパンを縦に切ってバターまたはバター&ジャムを塗った物をこの暖かいカフェオレ浸して食べるのです。
初めて見た時は、かなりギョッとしました。
試してみましたが私は今一つ好きになれませんでした。
でも気に入っていた友人も居たので、これは好み。
あちこちのカフェに、色んな時間に行ってみて、ゆっくり周りを観察してみるとなかなか面白いですよ〜

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