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2006年11月21日 (火)

ガレット・デ・ロワ

フランスでは1月にガレット・デ・ロワというアーモンドのケーキがパン屋さんやケーキ屋さんの店先に山積みされます。
サクサクのパイの中にアーモンドパウダーをたっぷりと使ったフィリングが詰まった、とっても美味しいケーキです。
このケーキには必ず金色の厚紙で出来た冠が付いてきます。
実はケーキの中にフェーヴと言われる陶器で出来た人形や、動物や、柄のモチーフや、その他様々な形の小片が入っていて、皆の見ていない所で切り分けたケーキを各自が選んで、フェーヴが入っていた人が当たり。
冠を頭に載せて、その日は1日王様です。
シーズン中に開かれるパーティーには必ず用意してあるので、毎年何度も食べます。
私ももちろん幾度となく食べました。
しか〜し!!
1度たりとも私の頭に冠が乗った事はありませんでした。
帰国の決まった年の1月、仲の良い友人達で集まったパーティーの時、友人たちは、おかしな程に可哀想な私の為に8割の人が当たるだけのフェーヴをわざわざ用意しました。
ラストチャンスですから。
そして私は・・・それでも私は外したのでした。
笑えなくなった私は翌日、近所の美味しいパン屋さんに出向き小さめのガレット・デ・ロワを買い求め、4つにカットして当たるまで食べました。
これだけでも十分可哀想なお話でしょう?
続きがあります。
結局最後の4つ目のピースを食べるまでフェーヴは出てこなかったのでした。
いいえ、最後のひとくちを食べ終わって尚フェーヴは出てこなかったのです。
虚しく光る冠をしり目に、私はパン屋に走り『フェーヴが入って無い!』と怒りの発言しました。
パン屋のおばちゃんは可哀想な子を見る目を向けつつ一言で片付けました。
『あら、忘れちゃったのね。珍しい!はい、あげるわよ。』
そんな物いるもんか〜!!

10年後の日本・東京、フランス好きの友人がパリのお土産にガレット・デ・ロワを買ってきてくれました。
お店でちゃんとフェーヴが入っているか、しつこく確認して。
ちょっとドキドキしながら別の友人と2人で食べました。
でっかいケーキを4等分して、食べ過ぎの限界に近付いた頃に私のケーキから、麗しの恋い焦がれたフェーヴが出てきました!!
冠をかぶって小躍りする私を、気味悪気に見つめる友人の横で私は感激の涙でした。
大きなケーキをわざわざパリから運んでくれて、どうもありがとう亨子ちゃん。らぶ。
Nec_0058ちっちゃい方の青いカエルが麗しのフェーヴです。でっかい方は何故かアメリカ人がお土産にくれた信楽タヌキです ^O^


来年、誰か私と一緒にガレット・デ・ロワ食べない?

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2006年11月16日 (木)

胡桃のケーキ

先日、ご近所にお住まいの友人の所にお邪魔したら山のような胡桃が届いていました。
毎年採れたての胡桃を10kg程も送って貰うそうで、そう言えば昨年の今頃も、胡桃の殻を割りながら夜更けまで女子のお喋りをしまくった事を思い出しました。
今年は、胡桃ケーキを焼いてのお誘いをいただきました。
胡桃の隙間に生地がかろうじてある。といった感じのケーキです。
『とにかく胡桃を剥くのが大変なのよ・・・!』なんて言いながら、むしろ楽しんでいるように、暇さえあれば胡桃の殻を割り続けている姿はもう職人の様で、去年よりずっと上手くなっていました。
沢山の胡桃とレーズンと粉とバターと卵だけで、お砂糖は使わず、レーズンの甘味だけなのだそうです。
素材の味がちゃんと分かる、優しい味のとっても美味しいケーキでした。

Nec_0135  Nec_0144  Nec_0143

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2006年11月 9日 (木)

益子

今年も行きそびれた益子の11月の陶器市。
先週末だったと聞きました。
益子には縁があり、以前に働いていたファッション関係の会社のデザイナーだった方の経営する、スターネットというなかなか素敵なカフェ&ショップがあります。
モチロン陶芸家の友人も住んで居ますし^^
知人関係以外のお気に入りは、濱田庄司館&益子参考館です。
濱田庄司の住まいだった家は中心部にある陶芸メッセに移築してありますが、御存命だった頃のゲストハウスなどに使用していたらしい古民家を残しているのですが、そこに喫茶スペースがあって、そこがかなり気持ちよくて気に入っています。
最近は、益子自体に行っていないので現在も喫茶が営業されているかは定かではありませんが、参考館の展示品も見られますし是非一度足を運んでみて下さい。
私も今年の内に一度行こうと考えていますが、実行できるのか・・・

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